第7回  「さよかいさよかい」N松課長の巻


第7回の営業マンのつぶやきを担当します。
今年11月末で、入社10年を迎えます。
乗松敬享です。
生涯一度たりとも、名前は難しく真面に読んでもらったことがない。
変な話、漢字で書いてくださっても、字が違うことが多い。
まあ人生色々ありますから、気にしません。
さて本題と言っても、これと言って無し。
じゃあこれにしようと思い書いてみました。
一つ目は、パソコンです。
私の子供は、全て女の子。
三人います。
長女が、小学校五年生になる春、地元の子供会の役員会で副会長に選出されました。
この時、運命的な出会いがありました。
今から、25年前です。
一つ上の先輩は、世界のHONDAに勤務していまして、子供会会長に選出されました。
そこで一言、「のりさ」いいのあるよ。
これからはこの時代さ。
見せられたのは、DOS版のパソコン。
ワープロ機能、表計算機能をこれがどうであれがこうでと。
最初はちんぷんかんぷん?
何がいいのか?
良くわからないことばかりでした。
会合の度に、居残りで説明を受け最終的には、洗脳されたっていうか?
どうなのかな?
とにかく、いろいろな事が出来ると感じ、何とか調達をしました。
当時、ワープロと言う機械とカルクと言う計算機能があったことを覚えています。
とにかく何とか仕事につなげたい一心で、品質管理や現場管理に関数機能を使って自分なりのデーターを作っていました。
大きな現場になると、各会社の監督さんと一緒に現場事務所に入り自分のデーターを自慢したりして良いものだけを吸収しようとしていました。
今振り返ると、あの時断っていたら今の自分は無いよなって、つくづく思います。
一つ目の感謝です。
続いて、いつも食事に使用している箸です。
家内と籍を持つまで、箸の持ち方は何故か槍を持つようでした。
つまむ行為はできず、つっつく、刺す、よそうと言う行為でした出来ませんでした。
人生23年目にして、初めてつまむ行為ができたことは感無量でした。
嬉しかった〜〜〜!
こんな事は、言えた義理ではありませんが、みんな見てるもんね。
これが二つ目です。
そして、最後に。
平成6年8月より平成9年3月にかけて、大型プロジェクトに参加してきました。
当時は、まだ目新しい特定建設工事企業体を、某大手ゼネコンと組み浜松市鴨江地区に地下調整池を築造しました。
工事金額約28億円、工期は、33ケ月、貯水量は、25,000立方メートルです。
ここでは、工事主任として現場測量〜下請けさんとの調整や現場管理を学ぶ事が出来ました。
ここの所長さんは、勉強好きで多くの資格を持っていました。
工事が本格的に進んできたころ、乗松君この資格を受験してみないか?
一級土木施工管理技士を取得するにも四苦八苦していたのに、今度はこれですか?
まずは、やってみよう。
参考書を読み始めましたが、ちんぷんかんぷん?
結局、工事期間中は、受験しては落ちの繰り返しでしたが、なんとか合格をする事が出来ました。
所長は、人生は、勉強だよ。やらなくちゃいけないよ。
この言葉により、現場終了後必ず毎年一つ以上土木関連資格に挑戦してきました。
今持っている資格は、当時の所長さんの言葉によるものです。
建設技術発表会で、金賞を頂き全国まで論文を出しましたが、残念ながら・・・。
これも良い経験となりました。
その後は、大きな現場を任されて、大型造成工事や現在の新東名高速道路の建設にも携わってきました。
これが三つ目の感謝です。
今まで多くの方々とお付き合いをさせていただき、いろいろなことを学びました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に、私は、研鑽と言う言葉が好きです。
それでは、第8回のつぶやき担当者は、若手のホープ 平林茂樹君です。