第8回  「富士山麓から来た男の巻」


皆さんお疲れ様です。今回第8回のコラムを担当させて頂きます、富士宮出身の男、平林茂樹です。私の実家の目の前には富士山がデカデカと佇んでおりますが、生涯一度として山頂まで登ったことはありません。

突然ですがワタクシ、つい先日、念願叶ってバイクを購入致しました(カワサキのZZR400というヤツ)。で、この8月の連休中にちょっとした練習も兼ねてツーリングに出掛けた次第であります。

慣れていないのであまり遠出は出来ないなと思いつつ、どこか良い場所はないかとグーグルマップを片手に色々と探していた所、「佐久間ダム」の文字を発見。私にとっては地元でないこの天竜区周辺を散策するのも良いなと思い目的地にしました。時間にして片道一時間弱くらいだったかと思います。これがなかなかいい景色で、周りに誰もいなかった事もあり、とても良い雰囲気で味のある場所でした。割と近いので違う季節にまた来たいと思える場所でした。佐久間ダムに行く道中、いくつか集落の前を通ることもありましたが、リサイクルクリーンの黄色いコンテナを使って頂いている会社や農家が多く見られました。ありがとうございます。

次の日は泊まりでどこかへ行こうかと思い、取り敢えず西の方へ向かいました。特に目的地は無かったのですが、どこまで行けるかな〜と思い国道1号線から23号線を乗り継ぎ、三重県の四日市市までやって来ました。四日市といえば四日市コンビナートの夜景ですが、時間的にも見ることが出来ず。そのまま汗を流そうと近くの銭湯へ。これがまたサイコーで、暑い中走ってきただけに普段の何倍も気持ちの良いお湯でした。次回からは温泉を目指して遠出するのもアリだなと思います。コンビナートの夜景にもリベンジしたいです。 銭湯を後にし、近くの漫画喫茶にて一夜を明かしました。そこのおばちゃん曰く、少し前まではバイクや自転車、ヒッチハイクでそこの店を利用する人が多かったらしいのですが、最近はめっきり減ってしまったとの事。人柄も良く、料理も安くて美味しかったのでまた来られるようにバイクに乗り続けたいです。なかなか疲れていたので、次の日はそのまま一直線に家に帰りました。

バイクは、夏は暑いし、疲れるし、荷物は乗らないし、雨には濡れるし、転んだら小さな怪我では済まされない乗り物ですが、その先にバイクでしか味わえない素晴らしさがあるんじゃないかと少しだけ分かった気がします。仕事でも、敢えて厳しい選択をした先に、何か大事な事に気づけるのではないかと思いました。こじつけっぽいですが。まだ入社2年目のペーペーですが、先輩や上司の方々、これからもよろしくお願いします。

次回は、営業部屋で私の隣にいらっしゃいます鈴木紳吾 主任にお願いします。