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マイナンバーカードの普及率は・・

本日は浜北区役所に来ています。マイナンバーカードの交付を受けるためです。e-Taxで納税証明書の交付請求をする際の電子署名にしか使い道はありませんが、従来使っていた住基カードの電子証明の有効期限が切れたのを機に作ってみようかな、と。

作り方は、マイナンバーの通知カードと一緒になっている交付申請書を切り離し、署名捺印と写真を添付のうえ郵送。忘れた頃(私の場合1ヵ月ほど)に交付通知書が届くので、指定された交付場所(区役所)に取りに行く。まあ、簡単といえば簡単。

 

で、受け取りました、マイナンバーカード。

周りに聞くと、マイナンバーカードを所持している人は意外に少ない。ちなみにマイナンバーカードの普及率は全国平均で8.4%、浜松市は7.5%ほどなのだとか。喧々諤々の議論のうえ鳴り物入りでスタートした割には・・。住基カードの二の舞かも。

既製服に身体を合わせる

本日は朝から事務勉強会に参加しています。どちらかというと基幹システムの操作説明会のような趣き。受注、配車、紙マニフェストで午前中はやや押し気味となったため、午後は電子マニフェスト、売上、請求、入金とやや巻き気味で終了。5時間強かけ一連のワークフローの勉強となりました。

そして思ったこと。当社の基幹システムは自社開発したもの。20年以上連綿とカスタマイズを重ね、どうも複雑になり過ぎている。よく分からないボタンが増えた。全体からみれば少数のイレギュラー業務までシステム化していることが、この勉強会の本来の目的である標準化・平準化の壁となっているのでは、と。

一か月ほど前の日経新聞に載っていた(建設機械の)コマツの野路会長のコラムが興味深かった。タイトルは「既製服に身体を合わせる」。コマツが全世界のシステムを刷新した時の話。あれもこれものオーダーメイドを求める現場の声に反して、トップダウンにより競争力の源泉たる機能以外は割り切って既製のシステムを導入したことが結果、創造的な仕事への改革に成功したと言う。

世界のコマツですら「既製服に身体を合わせる」という。ましていわんや。

通りすがりに

姪っ子が、今年の4月から天竜高校の春野校舎に通うことになった。少々事情があり、時々学校へ送って行っている。

その通りすがり。天竜区山東の「八幡自治会館」の駐車場。

先月から当社の資源回収BOXが設置されています。

山東から春野方面に向かう道沿い、この看板と登り旗が目印。

回収する品目は、故紙、新聞、ダンボール、アルミ缶、古着。

今朝も姪っ子を学校に送る通りすがり、自宅に溜まったダンボールと新聞をポイっとしてきました。

広々とした敷地。クルマでの持ち込みは楽々。ということで、皆さま、是非ご利用下さいませ。

詳しい場所は、こちら

溜まってしまって・・

当社は確定拠出企業年金という制度を導入していまして、新入社員が入社すると運営管理機関(損保ジャパン日本興亜DC証券)から新規加入者の手続き用のスターターキットが送付されてきます。

新入社員に対しては、私が各事業所に出向き、そのスターターキットをもとに加入者教育を行う訳ですが・・、ご覧の通り・・、溜まってしまっています・・。半年ほど前に入社した人の分から、20数名分が・・。

加入者教育というのはなかなか億劫になる仕事でして。「スターターキットの資料を読んで自分で手続きしておいて!」で済む人はごく稀です。私は個別に面前で説明するというスタイルを取っていますが、かといってさして効果的でもないというのは自覚しています。

なぜ効果的でもないのか?確定拠出年金は継続的な投資教育を制度上事業者に義務付けています。公的年金がアテに出来ない以上、お上も確定拠出年金による自助努力を促しています。が、やっていて痛感するのは退職金や企業年金というものに対する他力本願なメンタリティなのです。総じて、大半が。

当社が確定拠出年金を導入して14年半。その間一貫しているのは運用商品のうち元本確保型が7割を占めていること。株価が上がろうが下がろうが、為替が上がろうが下がろうが、金利が上がろうが下がろうが、関係ありません。先日、ある新入社員の言葉。「なんでこんな制度やってるんですか?」

この仕事を億劫に感じる、その正体。それは「無関心」。そこを何とかしなければいけません。しかし、「無関心」というのは最も手強い相手です。この仕事に限らず、全てに於いて。

コンプライアンス委員会の行方

第5回となる10月度のコンプライアンス委員会が行われました。委員会の発足にあたり、当社に於けるコンプライアンスの定義を法令遵守に限定せず社内の様々なルール、果てはモラル的な部分まで包含することとしたため、テーマが散漫になり過ぎ、前回までは委員会の方向性が定まっていないように感じました。

今回は委員長である営業部の鈴木主任と事前に打ち合わせ。ルールを守ることというが、そもそものところその守らせるルール自体がイマイチ明確になっていないという結論に達したのです。口頭、メール、文書、慣例などなど、様々に存在するルールを改めて洗い出し、体系化してみようということになりました。

「俺がルール」的な典型的ワンマン経営の中小企業だった10数年前から時が経過し、混沌とした中にルールを持ち込み、多少は会社っぽくなりましたが、そろそろ整理整頓が必要な時期です。それを体系化し新たな肉付けもし、ルールブックたるものを作り上げる。それをもとにコンプライアンス委員会が活動することが出来れば理想的です。

と、コンプライアンス委員会の今後の方向性が定まったことに、収まりの悪さのようなモヤモヤ感は解消。といっても先の道のりは長い。あまりハードルを上げ過ぎず、ボチボチと取り組んでいきたいと考えています。

メールマガジンVol.33配信御礼

本日、メールマガジンの第33号を配信させていただきました。内容の是非はともかくとして、現在は1万件超の方に配信しています。当社の営業マンを始めとする社員と名刺交換させていただいた多くの方々と、このメールマガジンを縁として何らかのつながりを継続することが出来れば幸いです。

今回嬉しかったのは、営業部のN松課長が飛び入りで原稿を持ち込んでくれたこと。よく「忙しくて出来ない」という言い訳(にもなっていない)を聞きますが、それは「面倒臭い事はしたくない」ことだという事実。社内随一の仕事量を誇るN松課長が自らそれを証明してくれました。ありがとうございます。

ということで、N松課長の仕事以外の側面が垣間見える「アフター5」の記事。是非ご覧下さい。そして次回以降も連載となることを期待しています。私も第1号から現在まで仕事に関係無いネタを延々と書き連ねていますので。それはそれで4年以上に渡り一度も落とさずに継続するには、それなりの意志は必要ということで。

社内原価

当社は工事原価の管理に建設ドットウェブ社の「どっと原価」というシステムを使用しています。先日ある営業部員からどっと原価に登録している社内原価の単価の見直しについて相談を受けた。社内原価に一つの正解がある訳ではなく、要は決め事でしかないのですが、改めて考えてみるとその決めるというのが意外に難しい。

そんな訳で、社内原価の構築には誰もあまり手を出したがらないので、結局は言いだしっぺが決めることになるのです。そうすると単名あるいは少人数で決めた社内原価が高いの安いのと数字だけが独り歩きする。社内原価を「結果的に決まる」工事原価を計算する単価として捉えているのが原因かもしれません。

今のところ工事原価管理システムは見積り作成と原価集計が主な用途。社内原価を積算業務と実行予算管理に活用出来るようになって初めて、コスト競争力をアップするという工事原価管理システムを導入した当初の目的を果たすことになります。私は工事に直接的に携わっている訳ではありませんが、工事原価管理システムの導入を進めた者として、原価管理の在り方をもっと勉強したいと考えています。

公園が我が家の庭になる

天竜区二俣町二俣(城下)の新築分譲住宅。

完成済・即入居です。コンパクトな敷地ですが・・

向い側には城下公園。手入れされた樹木、遊具、休憩所がバランス良く配置された小さな公園。

そんな公園が、我が家の庭になるようなロケーションです。

見学予約は随時受付中です。お問い合わせはお早目に!

天竜不動産 TEL 053-925-2511

ゼロサムゲーム

今朝の新聞は基準地価の話題。

どこが上がった下がったという個別のハナシはさておき。くまなく全体でみれば、全ての地価の上がった下がったの総和は、良くてゼロ・サムになると考えます。何処ぞのリゾート地や首都圏のタワーマンションを外国人が買っているとか投機的な動きを加味しても。価値の付くごく一部の土地と、価値の付かないその他多くの土地と。

「地方の地価回復続く」と記事の見出しにありますが、それは流通に適した比較的条件の良い基準値に於ける話であって、人口減少・空洞化により総体的には地方では逆に土地は余っていることを実感しています。現在の求人倍率が景気のバロメーター足り得ないのと同様、地価上昇もかつてのように景気の過熱を表すものではありません。

 

ゼロ・サムということで・・

著名なレスター・C・サロー「ゼロ・サム社会(解決編)」。読んだのは20年ほど前。論旨は・・全く覚えていません!いまさら再読する気も全くありません!銀行に就職し、ちょうどバブルの後始末の真っ只中の頃。右肩上がりという神話崩壊を実感する中で、サロー教授が提唱する「ゼロ・サム」という概念が沁み込んだことだけはよく覚えています。

レスター・サロー教授に関して記憶にある言葉。

「知的産業に従事する人は、新たなサービスを提供するための新たな知識を吸収していかない限り、価値は下がり続け、当然、賃金も下がっていく」

この本を読んだのと近い、まだ若手と呼ばれる時期。ある人から仕事に取り組む上での警句的に教えられました。当時二十代の私には響きましたね。それから20年を経て、AI(人工知能)の台頭に象徴されるように、知的産業に関わらずあらゆる仕事が機械に取って代わられる時代はすぐそこに来ています。サロー教授の言葉を超えた意味で。

同じく今朝の日経新聞には「三菱UFJフィナンシャル・グループは今後7年間で事務作業の自動化やデジタル化により国内従業員の約30%に相当する9500人分の労働量の削減を実現する」という記事が出ていた。その結果、「比較的単純な作業に従事してきた」「浮く人材」を「よりクリエーティブな仕事に振り分け」「生産性を高めたい」と件のトップは言うが、人間そう簡単に変わるとは思えません。

 

最近、あるプラントメーカーの方と話す機会があり、「廃棄物の選別ラインの作業をAIにより自動化する検討を進めている」と言っていたのが興味深かった。素人が想像するに、実用化には時間が掛かりそうですが・・。労働集約型の典型であり、良い意味でローテク産業の最たるものである産業廃棄物処理の世界もAIという言葉が出るとは。

産廃会社特有の仕事であり、AIに真っ先に馴染みそうなのはマニフェスト(産業廃棄物管理票)の事務処理でしょう。社内にはマニフェスト処理に主に従事する社員が十数人いて、事務作業の中でも大きなウエートを占めるうえに難儀している仕事。AIに労働基準法は関係ありません。24時間365日ぶっ通しで処理すれば・・、如何なる合理化が生まれるのか。

AI?真剣に研究する価値はあるのかも。他人事ではなく。

代われば変わる

本日は岡部工場に来ています。中途採用の面接のためです。面接は何度やっても慣れるものではなく、苦手意識があります。自分なりに感じる面接の「出来」「不出来」があり、今日はマズマズの出来だったかと多少の自己満足です。

出来・不出来ということでいうと、この岡部工場は以前、どちらかというと不出来な方の工場でした。それが半年ほど前、組織再編により責任者が代わり新たな管理職も就任し、ほんの数ヵ月で模範工場に変わりました。代われば変わる、ということ。

逆もまた真なり。とすると・・、代わらなければ変わらない、のでは?面接の後、共に面接を担当する経営企画室長と意見交換をする中でそう思った。このところ社内で問題になっているあるテーマに関して。そもそも人間、そう簡単に変わりません。

代わらなければ変わらない?

変わらなければ変わらない?

代われば変わる?

変われば変わる?

さて、どちら。