予定脱退率

某生命保険会社の法人営業担当部長が来社。受託している確定給付企業年金の再計算結果の報告です。端的に言うと来年から年間の掛金が600万円ほど上がります。適格年金の時も、確定給付に移行してからも、再計算の度に掛金は上がり続けた。過去、その理由は基本的に運用環境によるものでしたが、今回は違うようです。

その理由はこのグラフ。予定脱退率の変化によるもの。前回の再計算時(5年前)に比較して特に20代と45歳以降の予定脱退率が大幅に低下しています。予定脱退率とは簡単に言うと中途退職により年金制度から脱退する割合。逆に言えば、社員の定着率が大きく向上しているということです。それ自体は良いことですが・・。

永く勤めるに相応しい会社になる。それは目指してきた事。しかし、給与水準を上げた訳でもなく、退職金水準を上げた訳でもなく、定着率が上がったことによる将来の退職金負担の上昇。いきなり3割アップとなると重たい数字です。5年後は更に上昇するだろうし。綺麗事だけでなく、それに相応しい収益も両立するべし、ということですか。

磐田工場清掃活動

今週もエンジン草刈り機の出番。本日は磐田工場の清掃活動に参加。

草というのか、小さい木というのか・・。人力じゃ絶対に無理。

磐田工場に接する道路両側の草を刈り、ゴミを拾い、除草剤を撒きます。しかし、海に行きたくなるようないい天気だなぁ。

怪力(元体育会ウエイトリフティング部)に任せ、刈った草をひたすら掻き集める営業部・橋本氏。いつにも増し増しで汗ダク。

初夏の陽気の中、良き汗を流しました。橋本氏は遠方までゴミ拾いに夢中になり過ぎ、集合に間に合わず。清掃活動が余程好きと見える。

そして昼食のお弁当とお茶をいただいて帰社。ボリューム満点。ありがとうございます。最近、フライより煮物の方が嬉しい今日この頃。

磐田工場と営業部の有志の皆さん、お疲れさまでした。

2017年の社員総会

ひとまず終わって、ホッとしています。

自分なりに思う反省点は多々ありますが、まずは協力してくれた多くの社員に感謝。中でも、荷物運びに始まり最初から最後まで頼んでもないのにイチイチ気に掛け率先して協力してくれた営業部の池ヶ谷主任と橋本君には多大なる感謝。

さて、来年は・・。と、今回の反省点を活かし、来年の社員総会について既に心中決めていることがあります。

何かって?

それは秘密。

当社のステークホルダーにファンになってもらうことも社員総会の目的の一つ

本日は、明日の社員総会の準備でほぼ終日。昨年はご当地アイドルを呼んだりと新たな趣向を取り入れたため段取りに苦心した記憶があるが、今年はそういう「ノリ」的な要素は無し。配布資料などの準備を事務的に淡々と進めます。しかし、資料を揃えていると内容的には充実した総会になりそうな期待感が高まる。

また、当社の社員総会は社員だけでなく当社に関わるステークホルダーの方々にも開放しています。お世話になっている金融機関や会計事務所の担当者10名ほどから参加の連絡も受けました。ステークホルダーに当社のファンになってもらうこと。それも当社の社員総会や株主総会の目的の一つです。

それで委員会?

本日、某所にて社外のある公的な委員会に参加。私が何故にその委員なのか未だよく分からず(そもそも何も活動していないし・・)、委員会として集まるほどの意義もイマイチ分からず、昼下がりの猛烈な眠気に1時間半耐えに耐え、何とか終了。

世の中には存在することにのみ意義があるような「それで委員会?」とか「どっちでも委員会?」が意外に多くありませんか?5S委員会やコンプライアンス委員会など続々と委員会が立ち上がる当社の中には、そんなヌルい委員会は存在しませんが。

配偶者特別控除の変遷

今日、国税庁から送られてきた「源泉所得税のあらまし」を見ています。配偶者特別控除の見直しにより、来年からは給与収入150万円まで配偶者控除と同額の控除が受けられることになります。昨年来新聞等でも報じられていた通り既知の方も多い話題でしょう。

かつて(平成15年まで)は配偶者控除の上乗せとして働いていない方が多く受けることが出来た「配偶者特別控除」というもの。上乗せを廃止して中途半端な位置付けであった時を経て「もっと働きなさい」と正反対の制度へと変遷。時代の変化です。

といってもねぇ・・。公立の幼稚園なんかに通わせると、実際、働くってのは中々難しいのです。とすると、配偶者特別控除の上乗せの廃止に加え年少扶養控除の廃止により、そこに属する子育て層は逆に大幅増税になってるし。最近は働き方改革とか何とか言うけれど、何か違うよねぇ、と。家事や育児に対する私自身の努力不足を棚に上げて思うのです。

コンプライアンス委員会発足す

当社でも今期から発足したコンプライアンス委員会。本日は各部署から選抜された精鋭である委員11名が集まり第1回の委員会を開催。私は担当役員(に相応しいとは思ってませんが・・)として参加。

ここ10数年でいつの間にか定着した「コンプライアンス」という言葉。何となく分かったような顔で使っている言葉ですが、その元々の語意を今さら手元にある辞書で調べてみました。

「大辞泉」(小学館)

要求や命令への服従

「リーダース英和辞典」(研究社)

(要求・命令などへの)応諾、追従、盲従、従順、承諾

「コウビルド英英辞典」(コリンズ社)

Compliance with something, for example a law, treaty, or agreement means doing what you are required or expected to do.

ということで、いずれも「(何らかに)従う」という語意。それが「企業の法令遵守」という特定の意味で定着した「コンプライアンス」は、和製英語ではないにしてもコーポレート・ガバナンスなんて言葉と共に独り歩きした「カタカナ語」のように感じます。

まあ、それはいいとして。この世知辛いご時世、不祥事は企業の命取り。私たち中小企業であっても他人事ではありません。しかし、コンプライアンスは、今期のもう一つの柱である「5S」のように目立つ成果は得られにくい活動です。5Sが「モノ」に対する活動であるのに対して、コンプライアンスは「ヒト」に対する活動ですから。抑止力や自浄能力を持つ組織になるよう地道に展開してきたいものです。

草刈りの達成感

本日は次女が通う幼稚園の父親奉仕活動。その前に同じ幼稚園の資源回収もありダブルヘッダー。昨日は雨で延期になったとはいえ会社の清掃活動の予定もあり。この時期はこの手の行事が多い。必要な事とはいえ、さすがに週末に二つも三つも予定が入るといささかか・・。

今日の役割は幼稚園のビオトープ(だったところ)の草刈り。ビオトープの原型を留めず旺盛に茂る草と格闘すること約2時間。刈りながら、この時期は刈ってもすぐ伸びるよなぁ、とか、除草剤を撒いた方がきれいになるよなぁ、という煩悩も頭をよぎる。ちなみに草刈り機は自前。

しかし、私、エンジン草刈機を使っての草刈り、大好きです。父親奉仕作業は毎回草刈りを志願。半日くらい全く苦になりません。何故ならビフォーアフターの変化が分かりやすいから。そのため爽快な達成感が得られますので。良き汗かきました。

定年になったらシルバー人材に登録して思う存分草刈りの仕事をするのが将来の小さい夢。早くその日が来ないかな、と。

立場変われば

当社は毎年5月に給与改定(昇給)を行います。本日は朝から事務所に籠り、給与改定の登録処理。絶対に間違いがあってはいけない仕事であるため、非常に気を使います。

先月末の決算賞与支給に続き今月は昇給と、もらう側から見れば楽しみな時期。しかし、実施する側から見れば1年の中で最も悩ましい時期です。立場変われば、ということで。