2020年10月05日
おしえてクリンちゃん
クリンちゃんの廃掃法豆知識
季節は早いもので10月となりました。昔と違って四季の移り変わりを肌で感じることはめっきり少なくなりましたが、植物は葉を落とし、季節の果物は例年通りに実ってきています。私自身も山間地の農地整備されていない狭い田んぼでお米を作っていますが、今年の実りは余り良くありません。科学肥料は使用しない、殺虫剤や殺菌剤は使用しない等できるだけ無農薬農法で10年程前から稲作を続けていましたが、今年は病害虫の被害がひどく殺虫剤にて対策をしましたが、収穫は例年の半分程と寂しい結果となってしましました。また今年は静岡県襲来の大きな自然災害も来てはいませんが、国内を見渡すと甚大な被害が出ています。あと少しでお米の収穫もできますので、それまでは秋晴れが続くことを望んでいます。
さて、弊社ではかねてから計画し進めていました桜台工場の設備工事が着々と進行しております。地元住民様や関係住民様への説明会終了後の環境保全協定書の取り交しも終了し、行政機関への許可取得の為の提出書類も終わり許認可を取得することができました。今回の設備許可申請は以下の3件です。
①操業時間の延長(8時間から24時間)
②RPF設備の入替えと増産(8時間から24時間)
③圧縮プレス機の新設(8時間から24時間)
操業時間延長では既存破砕機の処理能力が3倍となるため施設の変更許可が必要となります。また、新設する圧縮プレス機は設備の設置工事も終了し、操業時間も既存破砕設備と同じ24時間操業です。共に行政機関の現地確認も終了し操業できる状態となりました。残るはRPF設備の設置ですが、こちらは各種の手続き上の問題もあり設備の設置工事は来年からとなる見込みです。工事完成は来年の2月末を目標としています。
この設備が完成すれば月間1,200t程RPFが増産できます。また、既存袋井RPF設備故障時のサブ施設としての目的も兼ねています。これで弊社における24時間操業の工場は大川工場と桜台工場の2箇所となります、これにより皆様のご希望に沿った廃棄物処理体制が整ってまいりましたので、工場見学もできますので廃棄物処理の現状をご確認ください。皆様のご連絡をお待ちしております。