TUBOJUNコラム Vol.13


「ミニマリストはナルシスト」


皆さん、こんにちは!今日から2月。年始には今年の抱負や目標を立てた方も多いでしょう。ちゃんと出来ているでしょうか?ちなみに私の今年の抱負は「酒の量を減らす」「英語の勉強をする」「畑を広げて自給自足に近付く」の三つ。毎年ほぼ同じ。そしてこの1ヵ月間ほぼ手付かず。今年も早々に挫折感を味わう次第。今月からは頑張りま〜す!ということで、ストイックさのカケラも無いTUBOJUNです!

昨年は「ミニマリスト」という言葉をよく聞くようになりました。ミニマル(最小限)という言葉から派生し、身の廻りのモノを極限まで減らすストイックなライフスタイルの人を指す言葉です。中には家財一式がリュックサックひとつに収まるというツワモノもいるとか。世の中にはそんな種族が増殖していると聞くが、少なくとも私自身は実際に目にしたことがありません。むしろ、マキシマル(最大限)にモノを溜め込んで捨てられずどっ散らかりの「マキシマリスト」と呼べる種族は会社の中でもよく目にしますが・・。

ゴミ屋敷の如く何だか分からないがモノで溢れ返ったマキシマリストたちの机周り。傍から見ている方がストレスを感じますが、当のご本人はどこ吹く風。そんな状態であってもかえって心地良さそうに見えるのが不思議なところです。それに対してウェブなどで目にする限り自らのライフスタイルを自慢げに誇示するミニマリストたち。そんなイケてる人とダメ人間として対比されがちなミニマリストとマキシマリスト。さて、どちらの種族の方が本当に幸せなのでしょうか?

このコラムでも過去に「断捨離」や「片付けの魔法」などモノを減らすことに関する話題を何度か取り上げてきました。世の中は多過ぎるモノを片付けたい捨てたいという願望に溢れ、そのハウツーを探し、そこに救いを求めている。整然としてシンプルな空間にしたいという人は多くいても、自分の居場所をゴミ屋敷にしたいと公言する人は皆無。明らかにミニマリストの方がカッコ良く見え優勢の模様。ということはやはりミニマリストになる方が幸せなのでしょうか?

しかし、考えてみましょう。ミニマリストには「自然と」はならない。ミニマリストと呼ばれる種族の話を見聞きするに、ミニマリストになるためと維持するためには相当な覚悟とエネルギーのようなものが必要そうです。格好つけているだけでそれって実はストレスじゃないの?と勘繰りたくもなります。対してゴミ屋敷に住まうかのようなマキシマリストは、その人にとっては「自然と」なっているように見える。それが意外に心地良さそうに見える原因なのかも。まあ、自然になったというより必然的になってしまったというのが正確かもしれないが。

また、ミニマリストはモノに支配されることからの解放を謳いますが、一方でモノを極限まで減らすという過剰な自意識に捉われているように見えます。要するにミニマリストは一種のナルシスト。自分をコントロールしているようであって、そもそもミニマリストとカテゴライズした時点で手段が目的に置き換わりコントロールされている。肝心なことはモノの多い少ないではなく、モノに執着しないこと。持っているモノは確かに少ないがPCとスマホは絶対必須というのは真の豊かさを目指すためのミニマルとは思えません。

モノを捨てるとか減らすというのは単に選択肢の問題。最初から余剰や無駄の無い人生などなく、それらも経験として人生にコクと彩りを加える。その中で必要な選択肢を選んでいけば良いのでしょう。人によりモノの多い少ないはあるが、1日の時間だけは全ての人に平等に与えられている。誰しもが生まれた瞬間から死ぬまでの秒読みは始まっている。そのことに本当に気付けばモノの多寡を基準に考えるナンセンスさが分かるのかも。

とはいっても、私は散らかっているよりはすっきりと片付いている空間の方がいい。ミニマリストの自意識過剰を指摘するだけで、マキシマリストを肯定する訳ではありません。ゴミ屋敷となりつつある人に「片付けようよ」注意する。すると返ってくる言葉は決まっている。「忙しくて・・」「片付けるヒマが・・」と。あー、ハイハイ。やたら「忙しい〜!」と言うのはマキシマリストが持つ特徴です。私の目には本当に忙しいようには見えませんが。その性質の違いがマキシマリストとミニマリストを分けているのです。

さて、当社からメルマガ読者の皆さまへお知らせ。2月から機密書類処分特価キャンペーンを開催しています。片付けるといっても人の目に触れさせたくない書類も多いはず。そんな書類を当社で機密処理しましょう。RPF固形燃料の原料としての処分希望の方には特価にて受け入れをします。段ボール1箱からの少量からトラック回収による大量処分まで全て対応可能。引き取り・持ち込みのどちらでも対応可能。機密処理されるうえ、化石燃料に比較して二酸化炭素排出量が少ないRPFの原料になり環境への負荷削減にも貢献することにもなります。量に限らず無料見積り致します。お気軽にお問い合わせを!

お得なキャンペーン情報はコチラ http://www.recycle-clean.co.jp/
TUBOJUNの日々の仕事の様子はコチラ http://bpprt344.hamazo.tv/


バックナンバー