TUBOJUNコラム Vol.16


「空き家対策してますか?」


皆さま、こんにちは!このゴールデンウィークを如何お過ごしになりましたでしょうか。といってもこの原稿を書いているのは連休前。サーフィン、ツーリング、土いじり、読書など趣味だけは無駄に多い私。今から連休中の時間のやり繰りが悩ましい。そんな訳で仕事よりプライベートの方が充実しているというのが何とも情けないTUBOJUNです!

読書も趣味の一つと挙げました、読むペースが買うペースに慢性的に追い付いてないのが現状。いわゆる「積ん読(つんどく)」の状態の本がひたすら増えています。いつか読もうと積み重ね、そのまま20年なんて本も少なくありません。また、読み終わって本棚に置かれた本。またいつか読むかも、と。その「いつか」というのはいつ訪れるのでしょうか?

数えてみると雑誌を除いて毎月10冊ほど本を買っているようです。5年前に自宅を建てた時、そこそこの量が収納出来る建付けの本棚を作ったのですが、それも間もなく満杯。追加で本棚を置き、さらに本棚でなかったところも本棚になった。身の周りは比較的片付け出来ていると自負している私ですが、唯一捨てられないのが本。ずらりと並んだ本という自己満足を維持することに、いつの間にかストレスを感じるようになっていました。

単純な話、今のペースで買い続けると10年経てば更に1000冊位の本が増えることになる。そう考えれば(考えなくても分かる!?)今さらながら気付いたのです。現在どれだけ本を所有しているかは分かりませんが、本棚に既に置かれている本のほぼ全ては結局死ぬまで読まないだろうということに!いつか読もうの「いつか」は恐らく永遠に訪れない。ならば、何故ストレスを溜め込みながら所有し続けるのか。

そろそろ見栄や所有欲より時間の方が大切なトシだと気付けば捨てることに躊躇が無くなりました。気付けば行動は早い。小説は一度読めば再び読むことはないだろうと、ハードカバーの小説を中心に約60冊を抽出。「また読みたくなったら図書館で借りればいいでしょ」と言う家内の言葉も私の背中を押した。そりゃそうだよな。所有するということは一種の強迫観念です。それから逃れることで気が楽になりました。

以前ある大企業の経営者から聞いた話。本の読み方のポイントとして「読んだら捨てろ」と挙げていたのです。理由は「そうしないと一生懸命読まない」から。所有欲のカタマリだった当時は随分ドライな人だなと思いましたが、やっと理解できました。本(に限らずモノ)を溜め込むのには「後で・・」「いつか・・」という先送りの心理も多分にあるのでしょう。捨てるという分かれを前提とすれば今の考え方や接し方が変わる。人生には限りがある。捨てることによって「今」という時間が生きるのかも。

ところで、その60冊の本を捨てると決めた私ですが、急に小さい欲が出ました。人間小さいものですから。ただ捨てるのもアレかな、と某大手中古本チェーンに売りに行きました。その結果、60冊合計の買い取り金額の合計165円・・。ガソリン代と相殺すると収支はマイナス。単に金銭の話だけでいえば最寄りの古紙無料回収ボックスに投入した方がマシだったと。小さい欲は得てして裏目に出るものです。トホホ・・。

さて、当社からメルマガ読者の皆さまへお知らせ。当社の各工場には24時間資源無料回収ボックスを設置しています。ご自慢の本棚を整理する際には当社の無料回収ボックスを是非ご利用下さいませ。古紙の他にダンボール、アルミ缶、スチール缶などもお持ち込み可能です。最寄りの無料回収ボックスの場所など詳しくは以下ご覧下さい。

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