弊社では毎月、メールマガジンを配信しています。
廃掃法・刑法・その他業界にまつわる話題、弊社の現状報告、お知らせ等の内容となっております。
6月号(第29号)の配信は6月9日を予定しています。
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5月19日(金)、弊社全社員が集まって、年一回の「社員総会」が開催されました。
第31期(平成28年5月1日~平成29年4月末日)の営業成績については、暫定ではありますが、
売上目標 50億円に対して実績52億円、
経常利益目標 5億円に対して実績5.6億円、
リサイクル率 85%以上の目標に対して、実績86%、
処分料金比率 18%以下の目的に対して実績21%で、
処分料金比率目標以外は超過達成という素晴らしい成績でした。
社員各位には本当に感謝しております。
「継続は力なり」の言葉通り、小さなことを積み重ねてきた結果だと思います。
企業の成長、改革に終わりはありません。
改善しなければならない課題も山積みです。
5月からすでにスタートしている第32期、常に前向きな気持ちで進みたいと思います。
第32期経営目標
(数字目標)
売上目標 53億円
経常利益目標 6億円
リサイクル率 88%以上
処分料金比率 18%以下
(経営方針)
「経営理念に基づく社員教育の徹底」 「5S活動の継続 」「コンプライアンスの徹底」 「約束・規則・時間厳守」 「責任の明確化」「言い訳無用」「継続は力なり」
昨日、本社二階会議室で「5月経営会議」を行いました。
第32期がスタートして初めての会議となりました。
今回は昨年の人事異動で昇進した「本社工場長」「袋井RPF工場長」「袋井副工場長」の三名が初参加しました。
主な議題は・・・
個人面談による前期個人目標検証の件
今期目標・方針について
教育訓練の件
車両・重機等のメンテナンスの件
工場内外の不良個所、修繕の予定
今期の経営目標・経営方針は以下の通りです。
経営目標
売上金額53億円 経常利益6億円 リサイクル率88%
処分料金比率18%
経営方針
「経営理念に基づく社員教育の徹底」「5Sの継続」「コンプライアンスの徹底」「約束・規則・時間厳守」「責任の明確化」「言い訳無用」「継続は力なり」

先月から全社的に取り組んでいる「5S活動」。
先週22日(土)「7奉行+5S委員」が中心となり、桜台工場、浜松営業所の清掃を行いました。
桜台工場は周辺植栽の伐採、工場内の床面清掃を行い、浜松営業所では、休憩所に隣接する倉庫(1F、2F)の不要物片付け、清掃を行いました。
結果は・・・素晴らしく綺麗になりました。
5S活動が始まってから、各工場の意識が変わりました。
どの工場へ行っても、整理・整頓・清掃・清潔・躾についての話題が多く出るようになりました。
また、先週の5S活動の成果を見て、多くの社員が「やれば出来る」と感じています。
5S委員会で決まった目標は 「魅せる工場」 。
5S活動の様子は「ブログポータル」の中、「5Sブログ」で開示していきます。

袋井RPF工場 稼働3年目に入りました。
写真は2015年3月に執り行われた竣工式のものです。
「廃棄物処理工場から燃料製造工場への転換」をコンセプトに弊社で回収した可燃物(RPF適合物)を中心に固形燃料RPFを製造販売しています。
製品の固形燃料RPFは主に製紙会社のボイラーで化石燃料の代替として利用されています。
弊社工場における現在の生産量は月産約2,000トン、工場稼働からの総生産量は約40,000トンです。

これが廃棄物由来の固形燃料「RPF」です。
RPFとは
「RPF」とは Refuse derived paper and plastics densified Fuel の略称であり、主に産業系廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な古紙及び廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料です。
RPFは、石炭やコークス等、化石燃料の代替として、大手製紙会社、鉄鋼会社、石灰会社など多くの産業で御好評をいただいております。
このRPFには以下のような特長があります。
RPFの特長(利用メリット)
1)品質が安定 発生履歴が明らかな産業廃棄物や選別された一般廃棄物(分別基準適合物相当)を原料として使用しているため、品質が安定している。
2)熱量のコントロールが可能 ボイラー等のスペックに応じ、古紙と廃プラスチックの配合比率を変えるだけで容易に熱量変更可能。
3)高カロリー 原料として廃プラスチックを使用しているため熱量が高く、石炭及びコークス並みで化石燃料代替として使用可能。
4)ハンドリング性が良い RPFは固形で密度が高い為、コークス、粉炭等と同等の利便性をもち、貯蔵特性にも優れている。
5)ボイラー等燃焼炉における排ガス対策が容易。品質が安定し、不純物混入が少ないため、塩素ガス発生によるボイラー腐食や、ダイオキシン発生がほとんどない。硫黄ガスの発生も少なく、排ガス処理が容易。
6)他燃料に比較して経済性がある 現状で石炭の1/4~1/3という低価格化石燃料や将来負担するであろう排出権購入の費用削減。灰化率が石炭に比べ1/3以下となる為、灰処理費が削減可能である。
7)環境にやさしい。総合エネルギー効率の向上と化石燃料削減によりCO2削減など地球温暖化防止に寄与。
RPFを「マテリアルサイクルが困難な古紙及び廃プラスチック」の受け皿としてご利用ください。

既設の「袋井工場」(破砕・圧縮・切断)に隣接する「袋井RPF工場」です。
写真のイケメンは弊社の佐藤事業部長(破砕・リサイクル施設技術管理士)。
「袋井RPF工場」は主に弊社の各工場から発生する可燃性の廃棄物(廃プラスチック・木くず・紙くず・繊維くず)を固形燃料化するため、平成26年に竣工しました。
立ち上げ時は色々な苦労がありましたが、今年で3年を迎えることができました。
弊社では「廃棄物処理業から燃料製造業への転換」をスローガンに24時間稼働で、毎月約2,000トンの固形燃料(RPF)を製造しています。
廃棄物が原料だからといって、燃えればいいというものではありません。RPFには数々の製品規格(カロリー・全塩素・全硫黄・灰分・含水率・形状な)があるのです。
弊社では品質管理の一環として、蛍光X線分析装置で15分毎に製品の分析を行っています。
製造した固形燃料は主に製紙会社のボイラーで使用されます。化石燃料の削減やCO2排出抑制の効果があります。
弊社の経営理念の一節に「資源を守る心」という言葉があります。
循環型社会の構築に向けて、限りある資源を大切にしていこうと思います。

これが廃棄物由来の固形燃料RPFです。

