FRPの処理

本日は同業者の解体工事から排出された廃棄物についてお話をしたいと思います。解体工事の内容は風力発電に使用する風車の解体工事になります。風車は高さ100m直径70mほどの大きさになりこれを大型のクレーン車でバラしながら降す作業になります。

弊社で処理する廃棄物は取り外した風車の羽部分(ブレード)になりますが、こちらは全てFRPで出来ています。このFRPとは繊維強化プラスティックの略でエポキシ樹脂やフェノール樹脂にガラス繊維や炭素繊維などの繊維を複合して強度を上げたプラスティックになります。しかしこのてのFRPは小型船舶と同じで中に木屑が入っていて、FRPだけであれば安定型埋立処分ができますが木屑が入っているため管理型廃棄物として処分しなければなりません。またこのぐらいの大きなものになるとそこそこ大きな破砕機もなければ処理がとても困難になります。

しかしそこは弊社の得意な分野でとても大きな2軸の破砕機があり難なく処理を行えます。また管理型処理だけでなくリサイクル処理を行うことも可能です。FRPの処理でお困りの方がいましたら是非ご相談をください。お待ちしています。