「産業廃棄物」カテゴリーアーカイブ

ESJ研修会参加

昨日は3年ぶりにESJの研修会に参加してきました。ESjとはエコスタスタッフジャパンの略で収集運搬会社、中間処理業者、最終処分業者など全国の60社ほどが加入している組織になります。そして以下のようなことを取り組んでいます。

廃棄物処理 ・ リサイクルに関する
■教育研修およびコンサルティング
~研修会およびマニュアル制作、環境管理コンサルティング~
■検定試験の開発 ・ 運営
~廃棄物収集運搬の優良ドライバー検定実施中~
■全国優良処理企業ネットワークの運営
~「安心 ・ 安全」の全国ネットワーク事務局~
■適正処理 ・ リサイクルの支援
~コンプライアンスを徹底した全国サポートなど~
■各種リサイクル製品の販売
~リバースパレットなど、物販サイトの運営~

そして昨日は行政書士の尾上先生からプラ新法について業界の動きやここ最近あった行政処分事例をもとに分かりやすくご説明をいただきました。プラ新法については飲料メーカーを取り上げて説明していただきましたが「設計・製造」→「製品として使用」→「再資源化」→「原料として還流」という一連の流れでプラスチックを循環させようという動きが良く理解できました。次にマニフェストの運用方法について現在の問題点についてグループワークを行いながら話し合いました。こちらはとても活発な意見が出て細かい個所など再度見直すことが出来てとても良い機会となりました。

お客様からいただいた廃棄物を適正に処理するために弊社では社内外で積極的に勉強会に取り組んでいます。もしお困りの廃棄物などがあれば安心してご相談をください。お待ちしております。

公益社団法人静岡県産業廃棄物協会青年部会令和4年度総会・卒業式・勉強会

昨日は静岡県産業廃棄物協会青年部総会・卒業式・勉強会が開催されました。対面方式で総会が行われるのは2年ぶりかと思います。

総会も無事終わり次は卒業式です。私が入会して6年位経つかと思いますがその青年部会を今回で卒業しなければなりません。当時は今の肩書ではなく業務部長だったため同業他社との面識もなく不安を感じながら入会した記憶があります。しかし今では多くの面識を持つことが出来、これも皆様の御蔭だと思っています。本当にありがとうございました。

卒業式が終わり次は勉強会です。

「ドライバー教育について~高○興業の取り組み~」講師齋藤様

「産業廃棄物業界の効率化に向けたIT活用」講師粟井様

「はじめての安全衛生規定の整備」講師西谷様、佐野様

と勉強会の内容も濃くとても参考になりました。講師の皆様本当にありがとうございました。

無事に全て終わり懇親会で楽しい時間を過ごさせていただきました。

最後に大橋部会長、コロナ禍で大変な2年間だったと思いますがその中でもいろいろな事業に取り組んでいただき本当にありがとうございました。

新部会長熊王さん、若手を育て業界の発展のためにこれからも頑張ってください。

最後に青年部の皆様本当にありがとうございました。

グリストラップ清掃

遅くなりましたが、新年明けまして明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

本日、子会社の三共クリン(株)が行っているグリストラップ清掃と配管清掃に立ち会いました。向かった先は某コンビニエンスストアです。店舗の店員さんにご挨拶をした後グリストラップから清掃に入りました。因みにグリストラップとは「油脂分離阻集器」のことです。簡単に言うと油泥などが直接下水などに流れないように貯めておく分離層です。この店舗のグリストラップは100ℓ程の大きさでした。作業員のIさんはいつものように手際よく掃除を行い取り除いた油泥をバキューム車で吸い上げていました。

積載量2000kgのバキューム車

清掃前

清掃中

清掃中

吸引中

清掃&吸引中

とても奇麗になりました。続いてこのグリストラップに繋がっている配管の掃除です。約35mほどの距離があります。ところどころにある点検口から特殊なホースを突っ込み高圧水を流して清掃をします。

最後に挨拶をしてマニフェストにサインをいただき終了です。回収した汚泥は焼却場に持込み処分してもらいます。

このようなグリストラップはコンビニ、飲食店、工場と様々なところに設置されています。定期清掃、菅の詰まりなどの御相談がありましたらご連絡をください。宜しくお願いします。

お問い合わせはこちらまで

年末の片付け作業とご挨拶

12月は弊社にとって1年の中で最も忙しい月になります。20日を過ぎると営業マンは現場、事務所と応援作業に入ります。今年も最後に大きな片付け仕事が入ってきました。総勢15人位の人が3日間かけて廃棄品の積込み作業を行いました。おおよそ段ボール箱で2000箱です。もちろん私も参加しました。50歳になった私にとっては少々きつい仕事でしたが28日までが期限なのでとにかく夢中で作業を行いました。なんとか無事片付け作業も終わりお客様にも喜んでいただきとてもうれしい瞬間でした。

リサイクルクリーンではこのように全てのお客様に対応するために8か所の中間処理工場、122台の車両台数、300人ほどの従業員を揃えています。何かお困りのことがありましたらいつでもご連絡をください。

最後になりましたが皆様には本年一年に渡り、大変お世話になりましてありがとうございました。来る年も変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願いいたします。向寒の折から、お体を大切に、よいお年を迎えられますようお祈りいたしております。

※なお、年内は12月30日(木)午前まで、年始は1月6日(木)より営業しております。

FRPの処理

本日は同業者の解体工事から排出された廃棄物についてお話をしたいと思います。解体工事の内容は風力発電に使用する風車の解体工事になります。風車は高さ100m直径70mほどの大きさになりこれを大型のクレーン車でバラしながら降す作業になります。

弊社で処理する廃棄物は取り外した風車の羽部分(ブレード)になりますが、こちらは全てFRPで出来ています。このFRPとは繊維強化プラスティックの略でエポキシ樹脂やフェノール樹脂にガラス繊維や炭素繊維などの繊維を複合して強度を上げたプラスティックになります。しかしこのてのFRPは小型船舶と同じで中に木屑が入っていて、FRPだけであれば安定型埋立処分ができますが木屑が入っているため管理型廃棄物として処分しなければなりません。またこのぐらいの大きなものになるとそこそこ大きな破砕機もなければ処理がとても困難になります。

しかしそこは弊社の得意な分野でとても大きな2軸の破砕機があり難なく処理を行えます。また管理型処理だけでなくリサイクル処理を行うことも可能です。FRPの処理でお困りの方がいましたら是非ご相談をください。お待ちしています。

 

RPF材の下見

今週は月曜日から水曜日にかけて久しぶりに関東エリアの既存客、新規顧客の訪問に行ってきました。緊急事態宣も明け以前よりも交通量、人通りも多くなってきているように感じます。コロナが完全になくなることはないのかもしれませんが少しでも早く元の日常生活に戻っていただきたいものです。

下記写真は訪問した同業者の廃棄物になります。弊社と同じように建設系の廃棄物をメインに扱っている会社様です。機械や人海戦術でとても一生懸命に選別をされていました。しかしながら細かい選別を全て行うことはなかなか難しくかなりの量を焼却されているとお聞きしました。

弊社でも選別機(バリオセパレータ)を3工場で設置し選別を強化しています。そこで選別された廃プラは自社のRPF工場に搬入され固形燃料に生まれ変わり製紙会社で燃料として使用されています。もしこのような廃棄物の処理でお困りの企業がありましたら是非ご連絡をください。下見を行いお見積りを出させていただきます。ご連絡お待ちしています。

 

ダンゴ樹脂処理

お久しぶりです。また本日からブログを始めたいと思います。今回は先日下見にお伺いしたお客様について書き込んでみました。某工場からの依頼で現在埋立処理をしている廃プラを何とかリサイクルできないかという相談でした。どのようなものかは分からずお伺いすると物は樹脂ダンゴでした。

通常単一樹脂であれば有価物として買い取ってただける場合が多いのですがこのように樹脂が混合している場合はリサイクルがとても難しくなります。その難しくしている原因がとても固くそしてツルツルしているため破砕がまず出来ないです。(大きさや硬さにもよりますが)弊社にも大型の2軸破砕機がありますが破砕機の刃が折れてしまうほどとても固いです。しかしせっかく相談をいただいたので何とか処理できる方法がないかと取引業者に相談したところ何とか処理できるところがありました。そこは焼却を行っているのですが合わせて発電も行い最新の設備が整っています。このお客様には提案させていただき正式に回答をいただけていませんが、もしこのようなダンゴの処理にお困りの方がいましたら是非弊社までお問合せください。宜しくお願いします。