清濁併せ吞む

昨日の第4回コンプライアンス委員会。当社のコンプライアンスの定義は法令遵守に限定せず、社内の様々なルールやモラルまでを含みます。それぞれの部署から選抜されたメンバーが、それぞれの職場でヒアリングした問題点について討議します。テーマが多岐に渡るためやや散漫なりがちな面もあるため、今後は委員長中心に焦点を絞った活動に方向性を修正するようです。

「清濁併せ吞む」という言葉があり、比較的ポジティブに捉える言葉ですが、私は余り好きではありません。しかし、「清」も「濁」も現実にはあり、全てを白黒分けて線を引くことは出来ません。全てが自分の思い通りになる訳でもありません。反対意見も矛盾も受け入れ、譲るところは譲りつつ折り合いをつけ、6割良ければそれでも前進と考えたいものです。

話は逸れました。このコンプライアンス委員会の非常に良いところ。それは1時間と時間を区切っていること。実際その通りに終わります。社内には何故か毎回長時間になってしまう会議もあり、やはり時間を区切ることは重要だと改めて思います。でないと自治会の寄り合いの如く集まることが目的化して、非常に生産性の低い時間になってしまうので。