グループ会社のサスダイ工業は、住宅基礎用のユニット鉄筋を製造する会社です。

天候不順の時期は受注が少なく稼働も低下するため、そのタイミングを利用して工場を半日止め、スターラップ溶接機（８点マルチスポット溶接機）の制御盤の交換を行っています。

ところで、「スターラップ」とは・・

英語の綴りは「stirrup」となり、乗馬に使う「あぶみ」という足を掛ける馬具を意味しますが、その形状が似ているからかよく分かりませんが、ここでは「あばら筋」と呼ぶ鉄筋のことを指します。「主筋」を背骨に見立て、あばら骨のように主筋に対して垂直になるよう等間隔で溶接することから「あばら筋」と呼ぶようですが。

これがユニット鉄筋の製品ですが、写真で見て横方向の鉄筋が「主筋」、上に立ちあがっている縦方向の鉄筋が「あばら筋」となります。

サスダイ工業では住宅基礎用のユニット鉄筋のほかにも、コンクリブロック（土留めブロック）用や擁壁用の鉄筋などもよくご注文を受けます。最近では地中梁のご注文も増えてきました。お客様のご要望に応じてオーダーメイドで作製します。スラブ筋（土間筋）やジョイント筋なども合わせて会社や現場まで配達致します。是非ご用命下さい。よろしくお願いします。

有限会社サスダイ工業

浜松市天竜区春野町気田１０

TEL 053-989-1600 / FAX 053-989-1601

浜松市天竜区春野町にあるグループ会社の「有限会社サスダイ工業」。ご覧のような住宅基礎用のユニット鉄筋を製造しています。この製品の品質保証の取組みとして第三者機関の認証である（財）日本建築センターのＢＣＪ評定を取得することを決めました。

評定取得に先立ち、絶対条件ではありませんが、実質的には必要となる万能試験機を導入しました。この試験機で製品の品質を担保する鉄筋の破断と熔接の強度を測定します。

本日は日本建築センター、コンサルタント会社、設備関係のそれぞれの担当者と、当社の担当者が顔合わせし今後の予定について打ち合わせを実施。まだ、キックオフのための準備段階に過ぎませんが。評定取得の動きは実は２年近く前から始めていましたが、長引くコロナ渦による出張等の制限によりやっとここまでたどり着くことが出来ました。

また今回の評定取得プロジェクトは、それを経験させることにより若手社員の育成も同時に目的としています。担当するのは新卒で入社してそれぞれ２～３年目の営業部の若手２名。プロジェクト的な一連の仕事に関わる経験は応用が効くため、彼らの将来に活かされるはずです。それも期待しています。

グループ会社であるサスダイ工業が加工製造している住宅用基礎ユニット（熔接）鉄筋の５つのメリットについて、従来の現場組みに比べて説明します。

【特性１】　工期の短縮

基礎業者様がこれまで現場にて鉄筋を切断、曲げ、加工していた手間が一気に解消されます。

【特性２】　ムダの軽減その１（材料のムダを省く！）

現場での加工がほぼいらず、比較すると鉄筋のロスがほとんどありません。従ってムダな鉄筋ロスが発生しません。

【特性３】　ムダの軽減その２（コストのムダを省く！）

現場組みの鉄筋に比べ、溶接鉄筋は工場生産のため高くなりますが、（１）配送コスト（２）現場での組み手間からみると大幅なコストダウンである事が一目瞭然です。また、溶接鉄筋を使用することにより材料費・工事費が明確化されるので、簡単にコストを把握することができます。

【特性４】　品質の安定

全て工場で生産しますので、均一な品質の製品を提供できます。

【特性５】　保証体制

品質に関しての保証は製造会社にありますので、業者様は安心して鉄筋を組むことができます。

標準的な戸建て住宅で溶接鉄筋を使うと、従来の現場組みに比くらべて、額で５万円前後・率で２～３割のコストダウンが期待できます。料金は基本的には図面からの鉄筋拾い出しから現場までの配達料込みであることを含めて考えれば更にコストメリットあります。

住宅基礎用の熔接（ユニット）鉄筋の利用をご検討の場合は以下までお問合せ下さい。

有限会社サスダイ工業

浜松市天竜区春野町気田10番地

TEL 053-989-1600/FAX 053-989-1601