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2017年の社員旅行備忘録

先週末は社員旅行でした。今年の行き先は飛行機を利用しての福岡。その備忘録として。

なぜか1日目の団体行動の写真は全く撮らず。残っている写真は2日目の個人行動の分ばかり。私、やはり団体行動はお嫌い!?

観光タクシーの運転手さんおススメコース。まずは福岡城。

冷んやりとした朝、満開の桜吹雪の中を歩くのが気持ちいい。

そして福岡タワーへ移動。「サザエさん通り」にて。

福岡タワーに登り、展望台からの眺め。日本じゃないみたい。

「福岡タワー軒」なる写真スポットで遊んだり・・

「恋人の聖地」なる場所、ハート型の花飾りの中、男3人肩を組んで写真を撮ったりと。

由緒あるという櫛田神社。

と、その近くにある東長寺。

福岡大仏が予想以上に良かった。アニキ~!

そして・・

全員集まっての宴会の後、博多なのに豚骨ではなく家系ラーメン。肝心の店名は忘れた。営業部の秀平君おススメの店。美味し。

家系を平らげた後、さらに天神の屋台「ぴょんきち」で一杯やりながら焼きラーメン。勢いで注文したものの、盛り盛りのボリューム。苦しい・・。

同じく屋台にて。豚足をかじりながら芋焼酎。堪りません。「焼酎濃いめで!」とたのむと、「ホイ!濃いめ~!(ドボドボドボー)」と、焼酎が原液で出てくる屋台店主とのやりとりが楽しい。

博多旅行の〆は「大地のうどん」の肉ごぼう天うどん。器に入りきらない揚げたてごぼう天!カリカリ、サクサク、ツルツル。サイコーです。

ということで、食った。

AI

先日、珍しく体調を崩し、自宅近くに新しくできた内科医に行きました。診察室に入る。『先生』はパソコンの画面から目を離すことなく問診。「腹痛がする」「嘔吐した」「熱が出た」と答えると、『先生』はパソコンの画面の該当ボタンを押す。それに応じた薬が表示される。診察が終わる。結局、『先生』は患者である私と一度も目を合わせることはありませんでした。ずっとパソコンの画面を見たまま。

20~30年後には、早ければ10年後には、AI(人工知能)が人間の仕事の大半に取って代わると云われています。話半分にしても、現実味を帯びた話に思えます。世間的には高度な仕事とされる医療(といっても色々あるが)でさえこの通りなのですから。むしろ中途半端に高度な仕事ほど然るべしなのかもしれません。いまや人間様よりコンピュータの方が余程カシコイ。

さて、私の仕事は10年後にも残っているのでしょうか?管理職としての仕事が形式的なチェックとめくら判を押すことなら、確実に無くなっているでしょう。もはや早期退職確定!?そして周りを見渡してみる。私以外にも無くなりそうな仕事は沢山あります。まずは・・、人間関係云々言っているようなら、その仕事というかその人の役割はまず無くなる。何故ならパソコンは人間関係云々なんて絶対言わないし!

脱・デフレの発想

いわゆるリーマンショック以降、ご多分にもれず「減らせ」が金科玉条となった訳ですが、かれこれ8年。「減らせ」が必要だったのは2年前まで。人員、残業、休日出勤・・。人手不足が叫ばれるこのご時世、行き過ぎた「減らせ」が不効率や歪みを生み出していました。脱・デフレの発想。

ということで、ここで一挙増員を計画。全社全職種を対象にスタッフ20名を募集します。本日は今週23日から掲載する求人広告の原稿をチェックしています。悪貨は良貨を駆逐する、転じて良貨が悪貨を駆逐する。グレシャムの法則からの脱却が社内活性化に資することを期待します。

もし福沢諭吉がドラッカーの『マネジメント』を読んだら

P.F.ドラッカーの『マネジメント【エッセンシャル版】』を久し振りに再読しています。いちプレーヤーだった初読の頃に比べ、この10年ほどの経験により「なるほど!」と実感する定義は増えた。部分部分では確かに腑に落ちる。しかし、全体的にはやはり分かったような分からないような・・。

思うに、その理由。当然、一般論として漠然と読むのではなく自社あるいは自分(たち)に置き換えながら読み進めるのですが、ドラッカーの『マネジメント』は中小企業に触れる部分もごく僅かあるが、基本的には大企業の目線だということ。だから置き換えのイメージが湧き難いというのがまず一つ。

もう一つの理由。「マネジメント」という言葉。それって、そもそものところ一体何?ということ。そのものズバリ相当する日本語が無い。これも実は分かったような気にさせる「ビッグワード」の一つかもしれません。もし福沢諭吉が『マネジメント』の原書を読んだら如何なる日本語に置き換えるのか?有り得ない想像ですが、興味深い。

30分

私は、この会社に入社した当初から上司という存在が無いまま現在に至る訳ですが、思うところあり、ある時期から報告用の業務日報を作成し、社長宛に提出しています。毎日やるからこその日報であり、退社する前に必ず日報を作成しながら1日を振り返る習慣は継続しています。

某金融機関の新入社員だった頃、隣りのデスクの先輩から「日報を書くのに毎日30分かけろ!!」と厳しく指導されました。当時は「面倒くせー」と強い反発心もあった。しかし、今になってその言葉の真意が分かります。報告事項が多くて30分必要なほどに仕事の質と量を高め成果を挙げよということが。M先輩、感謝しています。

そして今日も1日を振り返る。バタバタと受け身で動いているだけで意外に書くことが無い空っぽな1日もある。日報の行数が足りないことに密かな満足感を得る1日もある。真剣に日報に取り組むと、誰にでも唯一平等に与えられた時間というものを漫然と消費し、自分は如何に仕事をしていないかを自覚する。静かに内省。そんな30分。

学びの場

本日は例によって島田の簡易裁判所に来ています。同じ「裁判」といっても都市部の大きな裁判所はベルトコンベアに乗った流れ作業の如く感じるのに対して、こういう小さな裁判所は長閑というか人間味があります。

このところは週イチの裁判所通い。毎回、大変勉強になります。本来ならお世話にならないならその方が良い場所ですが、仕事として機会を得ているなら積極的に勉強したいものです。そんな環境が与えられていることに感謝。

先送りしがちな仕事

東海北陸厚生局に提出する確定給付企業年金の事業及び決算に関する報告書。毎年3月末が提出期限であり、毎度毎度で先送りしがちな仕事。土曜日の午前中という最も集中出来る環境のもと何とか終了。

日常の仕事の大半はスタッフたちに任せていますが、中々手放すことが出来ない仕事の一つがコレ。何らかの事情で会社に出られなくなった場合、こういう仕事は・・?と不安にも思う最近。

自分しか分からない仕事。会社ですから、そういう仕事を無くしていかなければいけません。自身にとっても、手放してこそ得られるものがある。

物事はやりよう

当社の給料は20日〆の月末支給。月末が休日の場合はその前に支給。ということで、給与計算の仕事に確保できる日数は、月により著しく異なります。2月は当然28日までですので、31日まである月に比べても3日分は「キツい」のです。

同じ分量の仕事を半分の日数で終える。それも残業や休出をせず。となれば事前の段取りは入念、思考は全開。終わってみると案外呆気無いものです。物事はやりよう。竹本経営企画室長がよく言う「ムリ・ムラ・ムダ」は日常にまだ沢山残されている。

しかし、集中して仕事に取り組んだ2日間でした。集中し過ぎてゲロ吐きそう。

課題図書

先日の部門長会議にて竹本経営企画室長から与えられた課題図書

昨日昼休みの30分と、帰宅前にジムの休憩コーナーで1時間と、今朝起床後30分の合計2時間ほどで読了。同業者かつ規模感も同等の会社。後半はやや手前味噌で薄めた感覚はありますが、特に前半の記述は大変参考になった。

私は本を読み始める時、裏表紙に10枚ほど付箋を貼り付けておき、気になった箇所に記しを付けます。そして読了後にもう一度付箋箇所を読み直す。付箋が沢山付いていたら何度か目を通し、付箋を3~5枚ほどに減らす。そんな作業をして論点の整理と記憶の定着を図ります。

竹本室長からは2月中に読後レポートを提出することが求められている。こういう仕事(?)は、小学校の夏休みの読書感想文と同じで、期限が迫るとより気が重くなる。サッサと終わらせたい。

ということで、この土曜日の朝、付箋箇所を拾い読みしながら2千字ほどのレポートを書き終わりました。それは下書き。この週末は寝かし、週明けに何度か読み直し、不要な表現を削り3分の2ほどの分量にまとめる。文章を書くという苦手な仕事が切羽詰まらずに終わる。ということで気楽な週末を迎えられそうです。

職場意識改善助成金(勤務間インターバル導入コース)の申請を検討中

職場意識改善助成金の制度に「勤務間インターバル導入コース」が新設され、まだ私個人的レベルですが導入を検討しています。当社の場合、スポットの夜勤がある場合の日勤との間隔の取り方に苦慮しており、逆に明確なインターバルを決めれば考え方が楽かな、と。特に現場作業をしている社員の安全衛生にもつながる訳ですし。

もっとも、これも世間的にいうワークライフバランスや働き方改革からの流れによる話ですが、私は疑問も感じます。問題は仕組みにあるのではなく意識にある。具体的な結果のみドライに評価するより、夜遅くまで「やってる人」を評価する意識。そんな「やってる感」を重視する伝統的意識は小手先の助成金では簡単には払拭されないでしょう。

ワークライフバランスも働き方改革も労働生産性向上の結果にあるもの。それを阻害する要因は精神論と人間関係。当社にあっても然り。むしろ、それが強い方と感じることも多々。もっと本質的・合理的に考え行動したいものです。